平成15年11月30日 有限会社アストロステージ
医療ネットワークソリューションを手掛ける有限会社アストロステージは、
2003年11月30日にDICOM RIS サーバコンポーネント
「AstroRIS Server(アストロ・リス・サーバ)」を発表しました。
AstroRIS Serverは、医療機関で急速に進みつつある電子化を担うHIS(病院情報システム)、
レセプトシステム、医事会計システム、電子カルテシステムと、放射線科システムを接続するためのゲートウェイサーバ用の
アプリケーションコンポーネントで、各医療機器の検査依頼作業の自動化、検査スケジュール管理、
検査時に付随する検査データを統合的に管理することができます。
現在の各医療機関は急速な電子化に伴い、各部門毎の入力作業の増大、部門間システムの不一致による重複作業の増加、
入力作業ミスによる医療事故の危険性など様々な問題が指摘されております。これらを解決するために入力作業の自動化、
部門間システムの統合などが急務とされています。
AstroRIS Serverを導入することにより、HIS/RISやオーダーシステムから患者情報やオーダー情報を自動的に取得でき、
検査毎に技師が行っていた入力作業を自動化することができます。これにより検査作業の効率化や、
患者情報(患者ID・患者氏名)の入力間違いをなくすことができます。
その他に検査の予約管理や、検査状況のリアルタイム管理、検査時の投薬情報や放射時間の管理が行え、
これらの情報を既存のHIS/RISやオーダーシステム、会計システム、電子カルテに対して提供することにより、
統合的な病院システムの構築が可能となります。
アストロステージではこのAstroRIS Serverを各医療システムメーカーにアプリケーションコンポーネントとしてOEMで提供し、
年間で約5千万円の売上を見込んでいます。
【AstroRIS Serverの主な機能】