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アストロステージからのお知らせ 2003

平成15年06月20日 有限会社アストロステージ

高速DICOM通信アプリケーション開発ツール最新版「ASCOMM V2.1」を発表

医療ネットワークソリューションを手がける有限会社アストロステージは、 2003年6月20日に高速DICOMアプリケーション開発ツールASCOMMの最新版、ASCOMM V2.1を発表しました。

ASCOMMは医療分野で急速に普及しているHIS/RIS/PACSのネットワーク部分を構築するための開発ツールで、 医療機器であるモダリティやDICOMアーカイブサーバ、 各クライアントPC間で診察画像や医療情報をやり取りするDICOM仕様をサポートし、 院内における本格的なDICOMネットワークを構築する為のツールです。 今回発表したASCOMM V2.1は従来のASCOMM V2.0のリビジョンアップ版で、 従来の製品から機能を更に強化させたバージョンです。

ASCOMMの製品特長は基本エンジンの設計にこだわり、 OSに依存しない構造となっております。 その為製品としてはWindows版の他にLinux版、UNIX版等までラインナップを揃え、 ユーザのニーズに合った形で製品を提供できます。 また、今回新たに開発環境としてBorland C++BuilderとMicrosoft Visual C++.NETにも対応しております。 その他にもDICOMメディア保存クラスのDICOM DIRにも対応し、各サービスクラスの拡張や各サンプルの充実を図っております。 アストロステージでは既存のユーザには、ユーザ専用ダウンロードサイトにて無償にて最新版をご提供しております。



【ASCOMMV2.1で加わった新たな機能】

  • 各ピクセルモード(フラッシュ、ファイル/バッファ、メモリ)の実装
  • スレッドごとのログ抽出機能の追加
  • デフォルトの転送構文とSOPクラスの設定機能の追加
  • 2種のアソシエーションコールバックの追加
  • マルチフレームDICOM画像データのフレーム抽出機能の追加
  • モダリティワークリスト管理の(WorkSCP/WorkSCU)のサンプルの追加
  • メディア保存サービスクラス(Media Storage Service Class)の実装
  • 新規基本クラス(CASDirRecord/CASRecordSet)の追加
  • メディア保存サンプルプログラム(DirRead/DirWrite)の追加
  • 0008グループ以下のプライベートタグの対応
  • Borland C++ Builder V6.0に対応し、サンプルプロジェクトを追加
  • Microsoft Visual C++.NETに対応し、サンプルプロジェクトを追加


【製品仕様】
ASCOMM for Windows Ver.2.1
  対応プラットフォーム:WindowsNT4.0/2000/XP
  標準開発環境:Microsoft Visual C++ V5.0/V6.0
  Borland C++ Builder V6.0

ASCOMM for Linux Ver.2.1
  対応プラットフォーム:Linux Kernel2.4/glibc2.1.3以降
  標準開発環境:gcc2.2.2以降
  ※組込みLinuxについては別途お問合せください。

ASCOMM for UNIX Ver.2.1
  UNIX版につきましては別途お問合せください。

【製品価格】
基本SDKパッケージ
ASCOMM for Windows Ver.2.1 :\500,000.-
ASCOMM for Linux Ver.2.1 :\500,000.-
ASCOMM for Unix Ver.2.1 :別途お問合せください。