平成15年04月11日 有限会社アストロステージ
医療ネットワークソリューションを手がける有限会社アストロステージは、
医用画像を保存するための仕様である
DICOMに準拠したマイクロボックス型DICOM通信サーバDBOX(ディーボックス)シリーズを発表しました。
DBOXは、医療機器の接続規格であるDICOMという仕様に準拠したDICOMアーカイブサーバで、
医療機器からの診察画像を受けてNASなどのストレージ機器に保存する機能を提供します。
従来のDICOMサーバは、大型でしかもオールインワンPCタイプのシステムがほとんどのため
拡張性に乏しく、またシステム障害が起こると全ての機能がダウンするなど運用上の不安が拭えない部分が問題となっておりました。
DBOXはこれらの問題を解決すべく、システムの効率性・耐久性・安定度を最大限に考慮した
「機能分離型サーバ」として製品化されております。
今回リソースワンが発表したDBOXは、シリーズ製品の第一弾として画像の保存(Storage)と検索
(Query/Retrieve)機能を装備した「DBOX Standard V1.0」で、5月14日より発売を開始いたします。
DBOX Standardの特徴は、それぞれ機能単位にサービスを提供することにより
信頼性を向上させたばかりか、サーバを連動させることにより大規模なPACSシステムの構築が実現可能です。
また、保存装置のストレージとしてNASドライブを使用するために、
ユーザはコストバランスを考えてストレージを選択することができます。
導入設定もWeb上で簡単に行えるために専任管理者など必要なく、本格的なDICOMサーバがすぐに稼動します。
今回発表したDBOXは、シリーズの第一弾として基本セットが100万円以下と、
従来の数千万円ものサーバシステムと比べ圧倒的なコストパフォーマンスを実現させた点も注目すべき点の1つです。
この製品の主な特徴は以下の通りです。
【DBOX Standardの主な機能】