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アストロステージからのお知らせ 2003

平成15年04月10日 有限会社アストロステージ

リソースワンとDBOXシリーズの総代理店契約を結び、
DBOX Standardを5月より発売開始

医療ネットワークソリューションを手がける有限会社アストロステージは、 医療システム系開発会社の有限会社リソースワンと医療機関向けデータアーカイブサーバ 「DBOX」の総代理店契約を取り交わしたことを発表しました。
リソースワン社はセールスプロモーション部門を分ける事により、同シリーズの開発により専念し、 製品ブランドの早期の確立を目指します。


DBOXは医療機器の接続規格であるDICOMという仕様に準拠したDICOMアーカイブサーバで、 医療機器からの診察画像を受けてNASなどのストレージ機器に保存する機能を提供します。 従来のDICOMサーバは大型でしかもオールインワンPCタイプのシステムがほとんどのため拡張性に乏しく、 またシステム障害が起こると全ての機能がダウンするなどの運用上の不安が拭えない部分が問題となっておりました。 DBOXはこれらの問題を解決すべく、システムの効率性・耐久性・安定度を最大限に考慮した 「機能分離型サーバ」として製品化されております。

リソースワンが今回発表したDBOXは、シリーズ製品の第一弾として画像の保存(Storage)と検索 (Query/Retrieve)機能を装備した「DBOX Standard V1.0」で5月14日より発売を開始いたします。


【DBOX Standardの主な機能】

  • ディスクレスによる信頼性の高いサーバシステム
  • Web上での簡単な設定だけで、すぐに本格的なDICOMサーバが稼動
  • Verification SCP/SCU機能
  • Storage SCP/SCU機能
  • Query/Retrieve SCP機能、Move SCP機能
  • 新技術による高速画像受信機能(Storage)
  • 独自ファイルシステム構造による高速検索機能(Q/R)
  • Webクライアント操作/データメンテナンス機能
  • データ保存先として市販のNASとのシームレスな統合
  • 圧倒的なコストパフォーマンス

【製品仕様】
OSカーネル:Linux 2.4.10
CPU:IBM PowerPC 405GP 200MHz
SDRAM:64MB, Flash ROM:8MB
コンパクトフラッシュメモリ:64MB
LAN:10/100Base-TX×2ポート
シリアル:RS-232C×1ポート(RJ45コネクタ)
電源:5V, 最大電流:2.5A(起動時)
基本接続仕様:外部ストレージとしてはNASを1台までサポート

【製品価格】
DBOX Standard V1.0  \980,000.-


リソースワンではDBOXの代理店となります有限会社アストロステージ経由での販売、 およびOEMでの提供を予定しており、1年間で約1億円の売上を見込んでいます。

有限会社リソースワン社について
リソースワンは、2001年8月に設立し、医療系のシステム開発を中心に事業を展開してきましたシステム開発会社です。 今後はDBOXシリーズなど自社ブランド製品を随時提供していく予定です。
(http://www.rs1.jp)

有限会社アストロステージ社について
アストロステージは、2002年5月に設立し、2003年1月より営業を開始したシステムソフトウェア開発販売会社です。
自社製品としてDICOM通信ライブラリ「ASCOMM」などを販売しております。